日本造園学会で高橋武市さん(陽殖園園主)が講演

10月7日(土)、公益社団法人日本造園学会の北海道支部大会で、滝上町にある「陽殖園」の園主である高橋武市さんが「日本一変わっている花園・陽殖園」と題した記念講演が行われました。
陽殖園は、滝上町の市街地から2㎞ほど山の中にある、高橋さんが半世紀以上にわたり一人でつくりあげたユニークな自然風花の庭園です。高橋さん独自の考え方に基づく自然に逆らわないそのダイナミックなガーデンスタイルは、多くの人を魅了し、毎年全国から多くのガーデンファンが訪れています。
高橋さんは、滝上町の農家の生まれで、幼少のころ自分の農園などで採れた野菜や花苗、切り花などを販売し家計を助けていたとのこと。その後花に夢中になり、中学生の頃から庭園を造り始め、60年余に及ぶ歳月をかけ、今日の庭園を造りあげたといいます。このような取り組みと庭園の造園的価値が評価され、平成27年に日本造園学会により北海道造園遺産に認定されました。
講演終了後、高橋さんのお話を受け、北海道大学の近藤哲也先生の司会で、コメンテーター3人が加わったトークも行われ、あらためて庭園づくりに自分の一生をささげてきた高橋さんのロマンとそれを実現したすごさに感銘を受けました。ただし、この間は失敗の繰り返しだったそうで、独学でやってきた高橋さんにとって「失敗は一番の先生、そこから多くのことを学んだ」と話していたことがとても印象的でした。

高橋2

 

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