バラ

今回、バラをご紹介しますが、私はバラに詳しくなく、系統なども十分理解していません。庭にちょっとバラでも植えてみようかな、と考えている初めての方向けの紹介となりますので、バラ愛好家の方は読み飛ばしてください。

これからバラをはじめようという方は、

・北海道の業者から購入する
・店の人に耐病性、耐寒性に優れた品種を聞き出す
・その品種の剪定方法について一生懸命調べる
ことから始められてはいかがでしょうか。

その説明を以下に記します。

バラは最も愛されている花の一つで間違いはなく、
もう数えきれないくらいの品種があります。花色や形、樹形の違いはもちろん、
寒さに対する強さや病気に対する強さも全く違い「同じ花かいな」と思えるような
バラたちが「バラ」として販売されています。
繰り返し咲き(四季咲き)が多いですが、一季咲き(サクラやモクレンのような多くの花木のように1年の一時のみ開花するタイプ)の品種もあります。
美しい華麗な花を咲かせるのに、性質は野生的に強い「美人だけど根性バリバリ」といった感じのものも多いです。

「どんなバラがいいのだろう」と迷ってしまう方も多いと思われます。
本当は系統などバラの知識をつけてから選ぶのがよいのですが、
なかなかそうもいきません。

これから始めようという方には、まず
・病気に強いバラを選ぶ
・寒さに強いバラを選ぶ
ことをおすすめします。

バラは黒星病という葉が落ちてしまう病気にかかりやすいのですが、
夏に葉がぱらぱらと落ちる姿は見れたものではありません。
花がどれだけ美しくとも見苦しいの一言です。
寒さに強いことはもちろんです。
冬囲いなどで枝を保護することは一般的ですが、
それでも強いバラを選ぶのに越したことはありません。

次に、
・バラを植えるスペースに合った品種を選ぶ
ことも大事です。

大きな花を咲かせ、剪定によってコンパクトな姿にまとめることができる品種もあれば、ある程度大きく繁らせてこそ良さを出せる品種もあります。
植えたい場所のスペースを確認してからバラを選ぶようにしたいです。

下:ジャンヌダルク(はぼろバラ園)
(アルバローズという一季咲きのバラで大きくしたいバラになります)
haboro jannnudaruku

下:コンパクトなバラ(ローズガーデンちっぷべつ)
剪定によってコンパクトにまとめられています(公園の管理手法も理由の一つと予想します)
Exif_JPEG_PICTURE

下:スノーバレー(はぼろバラ園)
やや横方向に広がるバラ。病気に強い品種です
DSCN2159

下:ハマナシの園芸品種=フラウダグマーハストラップ(はぼろバラ園)
どう考えても病気に強そうです
DSCN2163haboro

下:花よりもつぼみがきれい(ローズガーデンちっぷべつ)
赤黒色でしぶい印象。さわったらだめなのですが・・・
Exif_JPEG_PICTURE

最初にバラを購入する時は、北海道の業者さんから購入することをおすすめします。
本州の有名なバラ栽培家が北海道で講演することもありますが、
本州の方がたとえどれだけの知識、経験があろうとも、
北海道の各地域に向いたバラを言うことは難しいと思います。

昨年でしたか、京都の有名な造園家の講演が札幌でありました。
その造園家は京都の造園業の16代目当主で海外でも日本庭園をつくっている
スペシャリストですが、そういう方でも「北海道のことはわからない」
と話されていました(その一言が言えるところがすごいと印象に残りました)。
日本庭園の屈指の実力者というのは、半端なレベルの方でないことは間違いありませんが、そういう方でも実際わからないということですので、北海道の方から購入するのがやはりよいのでしょう。
さらに、お店では耐病性、耐寒性さらにそれくらい大きくしたいか
(つまり、スペースの話しです)をお伝えいただき、
それに対して明確に答えることを要求して下さい。
答えられない店から買う必要はないでしょう。

以上の条件を満たすバラはたくさんありますので、
その中からお好きな花を選ばれるとよいと思います。

品種が決まったら、その品種について頑張って調べて下さい。
最も大事なのは剪定についてではないかと思います。
剪定によって、その品種の持つ潜在能力を引き出すことになるからです。
いろいろなバラ園を見て回るのも良いでしょう。
いろいろな本を購入しても良いでしょう
(工藤さんが北海道新聞社より「北海道のバラづくり」という本を出されています)。
剪定はいきなり成功しないです。どんどん失敗しても良いので、
剪定した直後の状況を写真に収め、開花した時も写真に収めましょう。
それを繰り返すと、どこがうまくいったか、いかなかったかということが
はっきりしますので、1年ごとに修正され、いずれうまくいくこと間違いありません。
そして、バラに興味を持たれ始めたら、系統などバラの基本から勉強されるとよいでしょう。そして、気がついたら「庭にバラが50株」ということになるかもしれません。

まとめますと、最初に書いた通り、
・北海道の業者から購入する
・店の人に耐病性、耐寒性に優れた品種を聞き出す
・その品種の剪定方法について一生懸命調べる
ことから始められることをおすすめします。

いろいろ抜けているところがあるかもしれませんが、
多少はご参考にして頂いても大丈夫かと思います。

下:深川市で切り枝栽培もされている「ロサ グラウカ」
鳥が運んで野生化している強すぎるバラ。ローズヒップが可愛い
haboro

下:札幌の顔、大通公園バラ園のバラ
oodori

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