ハナキリン

北海道の花!と強調するほどメジャーな花ではありませんが、
北海道の住宅環境に非常に合うのでご紹介します。

ハナキリンは、学名をEuphorbia milliといい、
マダガスカルの乾燥した土地に原産する低木になります。
最もおなじみなのがE. milli v.splendensですが、はっきりした違いはよくわかりません。

ユーフォルビアといえば、お庭づくりをされている方なら
ポリクロマやアミグダロイデス、ミルシニテスなどの宿根草を思い浮かべられるかもしれません。
また、クリスマスにおなじみのポインセチアもユーフォルビア属です。
全然違うじゃん、と思ってしまうのがユーフォルビア属です。
この他にもサボテン状の種もたくさん知られています。

ハナキリンの長所として、
1. 好む温度(20~25℃)が室温に近いこと
2. 乾燥した室内でも平気なこと
3. 温度と光があれば年中咲いていること
4. 生長がゆっくりなので、小鉢として長期にわたって室内へ置けること
5. ある程度の耐陰性があること

を挙げることができます。

写真は大輪系の品種ですが、以前の花と比べるとびっくりするような大きな花が販売されています。
とげとげとなっているのを嫌う方もいるかもしれませんが、
「鉢花をすぐに枯らしてしまうが、室内に花を・・」という方には、
これ以上にない扱いやすい花になります。

ハナキリンの水やりは、草花以下のサボテン以上といったところです。
やりすぎても困るし、カラカラの連続も良くはありません。
「乾いたら数日待って水やり」程度を基準にし、生長している間は置肥を少量与えるか、
薄い液肥を時々与えると花付きが良くなります。

ハナキリンは5℃くらいまでは耐えますが、置き場所の温度が低くなるに従って、
水の量を減らしていきます。5℃くらいでしたら、カラカラにしてちょっと水を与える程度に抑えます。
もちろん、できるだけ光の当たる場所へ置いてください。
温度は十分、葉は順次出てきているけど開花しないのなら、光量不足です。

植え替えは大きくなったら行いますが、頻度は低い種類になります。
買った状態でも2年間くらいは大丈夫ではないでしょうか。
また、伸びてきたら葉を残すようにして茎を適当な位置で切ると新しい枝が出てきますので、
大きくしないようにコントロールすることは難しくありません。

いろいろ試したがうまくいかない、という方に最後の切り札としておすすめします。

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